「フェイシャルマッサージってどうやってするの?」「どんなフェイシャルマッサージがおすすめ?」 そう思う方もいるのではないでしょうか。
実際、正しいフェイシャルマッサージのやり方を知ることで、お肌の健康や美容に大きなメリットを得られます。 今記事では、おすすめのフェイシャルマッサージのやり方とその効果についてご紹介していきたいと思います。
フェイシャルマッサージで注意すべきポイント
小見出し1:クレンジングの後に行うのはNG?
クレンジングの最中にフェイシャルマッサージを行うのはNGですが、クレンジングの後にフェイシャルマッサージを行うことはOKです。フェイシャルマッサージはきれいな肌の状態で行いましょう。
小見出し2:クレンジング
クレンジング剤の成分である界面活性剤は、メイクによる肌の汚れを浮かせて落とす作用があるほか、界面活性剤は美容成分ではないことはもちろん、肌に必要な脂分まで落としてしまうことがあるため、肌に長時間触れている状態は肌トラブルにつながります。
また、フェイシャルマッサージはハンドマッサージが基本で、指による圧力やこするような刺激によって、リンパ液や血流を促して老廃物を排出するものです。
ですから、メイク汚れが肌の表面に残っている状態でフェイシャルマッサージを行うと、肌にメイク汚れを押し付けて毛穴に擦り込むことになってしまいます。
せっかくキレイになるためにマッサージをしても肌が汚れてしまっては本末転倒ですよね。
このことから、クレンジングをしっかりと行ったうえでフェイシャルマッサージを行うことをおすすめします。
小見出し3:フェイシャルマッサージ
エステサロンなどで行われるフェイシャルマッサージは、ハンドマッサージを基本としていて、指による圧力やこするような刺激によって皮膚のターンオーバーを促進したり、リンパ液や血流を促進して老廃物を排出したりする効果を期待するものです。
特に、リンパ液や血流を促進して老廃物を排出することで、肌にハリやツヤをもたらしたり顔色が良くなったり浮腫みを改善したりする効果もあるほか、指による圧力やこするような刺激はリラクゼーション効果があるとされています。
一方で、マッサージを強く行ったりポイントをうまく刺激できなかったりすると、痛みを感じてしまったり効果が出なかったり、逆に肌のたるみやシワ、シミの原因になってしまったりするようです。
自分でフェイシャルマッサージを行うときは注意したいですね。
エステサロンでプロに任せる場合は、時間やメニューによって1回5千円から施術をうけることができます。
小見出し4:強いマッサージはNG?
強くこするとシミが出来る?
紫外線と並び、シミの原因になりやすいものとして摩擦<があげられます。
顔の皮膚は少しの摩擦でも刺激になってしまうため、その刺激がメラニン色素を作り出すメラノサイトに影響を与え、シミの原因になることもあるのです。
洗顔やスキンケアのときに顔を強くこすったり、メイクのときにパフやブラシで執拗にこすったりすると顔に摩擦を起こしてしまうため、力を入れて顔に触れないようにすることが大切です。また、美顔器などを使ったマッサージも摩擦の元になるので注意が必要でしょう。
出典:LUCIA CLINIC HP
小見出し5:老廃物はリンパまで流すと効果が高い
リンパ管は血管のように全身に張り巡らされていて、膝の裏や耳の裏でリンパ節という太い管になっており、右の鎖骨のあたりでリンパ液に細菌や老廃物を集め、腎臓や肝臓へ運び体外へ排出させるという役割を担っています。
老廃物がリンパに流れないということは、いくらフェイシャルマッサージを行っても肌に老廃物が残ってしまうということです。
リンパ液とは?
リンパ管は血管のように全身に張り巡らされていて、膝の裏や耳の裏で太い管になっており、右の鎖骨のあたりでリンパ液に細菌や老廃物を集め、腎臓や肝臓へ運び体外へ排出させるという役割を担っています。
リンパ液は血管に入ると有害な細菌や老廃物を流す重要な役割を担っている、血液中の血球成分以外のことです。
つまり、リンパ管を流れる血漿のことをリンパ液といいます。
なぜマッサージが必要なのか?
エステサロンやセルフで定期的にフェイシャルマッサージを行うことで、血流やリンパ液の流れをよくすることができます。
また、血流に比べてリンパ液の流れは遅いです。そのため、ハンドマッサージによる圧力やこするような刺激によって、皮膚のターンオーバーを促進したり、リンパ液や血流を促進して老廃物を排出したりすることが美容には効果的とされています。
特に、リンパ液や血流を促進して老廃物を排出することで、肌にハリやツヤをもたらすほか、顔色が良くなったり浮腫みを改善したりする効果もあります。
さらに、指による圧力やこするような刺激はリラクゼーション効果も期待できるため、マッサージは必要と言えるでしょう。
効果的なマッサージ方法
リンパ液の流れは血液に比べて遅いですが、外から指による圧力やこするような刺激を与えることによって流れやすくなります。
このときのポイントは、リンパ節という太い管や筋肉を意識して刺激するということです。
これを意識するだけでより効果的にリンパ液の流れを良くし、老廃物を排出しやすくなるほか、肌にハリやツヤをもたらしたり浮腫みを改善したりする効果を得ることができます。
セルフマッサージでアンチエイジング
セルフマッサージで指による刺激やこするような刺激によって、皮膚のターンオーバーを促進したり、リンパ液や血流を促進して老廃物を排出したりすることで、肌にハリやツヤをもたらすほか、顔色が良くなったり浮腫みを改善したりする効果があります。
また、くすみやたるみといった顔の悩みが改善されるためアンチエイジングの効果があると言われています。
セルフマッサージでアンチエイジングができるのは嬉しいですね。それぞれの顔のお悩みにはどんなマッサージ方法があるのかまとめました。
目元に効果的なフェイシャルマッサージ
スマートフォンやパソコン、テレビといった画面を長時間見ることによって、目に疲れがたまっていませんか。
そんな疲れた目元には、目の周りの眼輪筋にアプローチするフェイシャルマッサージが効果的です。
はじめに、こめかみのあたりのツボを押してから、目頭や涙袋の中央のあたりのツボを人差し指の腹で押してみる手法を繰り返すだけです。
また、顔色が良くなったり浮腫みを改善したりする効果があります。
疲れた目元は、それだけで老けて見えてしまいます。少しの時間でもいいので、ぜひやってみてくださいね。
エラやアゴに効果的なフェイシャルマッサージ
エラやアゴはフェイスラインを大きく見せるか小さく見せるかを分ける重要なパーツですよね。
顔が大きくみえてしまうのにはいくつか理由が挙げられます。
慢性的に浮腫んでいる、脂肪がついてしまっている、筋肉が落ちてしまっているといった理由です。
これらの悩みにも効果的なフェイシャルマッサージがあります。はじめに鎖骨のあたりのリンパ管を刺激します。
次に耳の裏から首の付け根までなでるように圧迫しながらリンパ液を流していきます。
そして、アゴから耳の付け根まで同じように圧迫します。これを毎日するだけでエラやアゴのラインがスッキリとするでしょう。
顔のリフトアップに効果的なマッサージ
顔のたるみやたるみからくるシワに心当たりはありませんか。
心当たりがある方、肌のたるみを予防したいという方にもフェイシャルマッサージは効果的です。
はじめに、こめかみのあたりのツボを押します。次に耳の裏から首の付け根までなでるように圧迫しながらリンパ液を流していきます。
そして、ほうれい線や目のたるみが気になるもしくは予防したい筋肉のあたりのツボを優しく圧迫します。
筋肉に圧力をかけることで筋肉の弾力を鍛え、肌にハリが出ることも期待できるので、ぜひ試してみてください。
さらに効果的なマッサージ方法とは?
フェイシャルマッサージをするにあたって、血液やリンパ液の流れが大切であることは理解していただいたと思います。
ではさらに効果的なマッサージを行うには何が必要なのでしょうか。
血液やリンパ液が水分を含むこともそうですが、肌にも水分が必要であるため、十分な水分を摂取することが必要です。
マッサージの後は水分補給と化粧品で対策
マッサージによって老廃物を流した後は、老廃物がより流れやすくなるように水分を摂取することが大切です。
また、肌の水分量が低下するとハリやツヤ、弾力が失われてしまいます。
これによって肌がたるんでしまったりほうれい線ができてしまったりするため、化粧品で保湿することも忘れてはいけませんね。
良い水分の接種の仕方
肌の水分量は20%~30%と言われており水分量が低下すると、ハリやツヤ、弾力が失われ、たるみやほうれい線の原因になってしまうため、十分に水分を摂取することが大切です。
必要な水分量は体重によって異なり、1日に必要な水分量は、「体重(kg)×40」という式で計算することができます。
つまり、体重50kgの場合は、50kg×40=2L/日ということです。しかし、体内動態で0.3Lの水分がつくられるため、運動をしてたくさん汗をかく方出ない限り、飲む必要がある水分は1日に1.7Lほどということになります。
水を飲むことは良いことですが、飲み過ぎてしまうと逆に浮腫んでしまったり、トイレが近くなってしまったりするため、適量を摂取すると良いでしょう。
良い肌の保湿方法
肌の保湿で大切なことは、肌の水分を逃がさないことと水分を摂取することです。
肌の水分を逃がさないためには自分の肌に合った洗顔料を使い、必要以上の皮脂を落とさないようにします。
このときに、肌を強くこするような洗い方はせずに、洗顔料をふわふわに泡立てて優しくなでるように洗うことがおすすめです。
洗顔後は保湿力の高い化粧水や乳液をできるだけ早く使います。
もっとも良いのは、コットンに化粧水を染み込ませて5分間程度パックすることです。乳液は皮脂が多く出て悩んでいる場合は、その部分は必要ありません。
フェイシャルマッサージで肌トラブル予防
セルフマッサージで指による刺激やこするような刺激によって、皮膚のターンオーバーを促進したり、リンパ液や血流を促進して老廃物を排出したりすることで、肌のくすみやたるみ、肌荒れといったトラブルを予防する効果があると言われています。
フェイシャルマッサージの種類
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フェイシャルマッサージにはいくつか技法があり、それぞれ目的に合わせて使い分けます。代表的な手法をまとめました。
柔らかく擦る「軽擦法(エルフラージュ)」
軽擦法(エルフラージュ)は皮膚の上の方の血流を改善または促進させるために、柔らかく撫でるように肌の表面を刺激する手法です。
強めに擦る「強擦法(フリクション)」
強擦法(フリクション)は、軽擦法(エルフラージュ)は皮膚の上の方の血管にアプローチするのに対して、皮膚のより深い真皮層の血流を改善または促進させ、肌のターンオーバーを促進させるために強めに肌を撫でる手法です。皮下脂肪にも効果があるとされています。
揉み解すような「揉捻法(ペトリサージュ)」
揉捻法(ペトリサージュ)は、筋肉を揉み解すことによって刺激を与えたり、萎縮した筋肉を柔らかくしたりする手法です。
筋肉にアプローチすることでリンパ液の流れを効果的に改善し、老廃物を排出することで肌にハリやツヤをもたらすほか、顔色が良くなったり浮腫みを改善したりする効果があります。
押し込むような「圧迫法(プレッション)」
圧迫法(プレッション)は皮膚に張り巡らされた毛細血管や筋肉を圧迫することで、揉捻法(ペトリサージュ)のように血液やリンパ液の流れを効果的に改善し老廃物を排泄させる手法です。
筋肉に圧力をかけることで筋肉の弾力を鍛え、肌にハリが出ることも期待できます。
叩くような「打法(ペールキュッション)」
打法(ペールキュッション)は肌を叩くことで血流を改善させる手法です。血行が促進されるため、老廃物の排泄や皮膚のターンオーバーを促進する効果があります。
また、圧迫法(プレッション)のように、筋肉に圧力をかけることで筋肉の弾力を鍛え、肌にハリが出ることも期待できます。
つまむような「摘み手法(パンスモン)」
摘み手法(パンスモン)は主に肌に張り巡らされた毛細血管や皮脂腺にアプローチする手法です。皮脂を除去しながら肌のターンオーバーを促す効果があります。
震わせるような「振動法(ビブラッション)」
振動法(ビブラッション)は肌の表面から筋肉まで振動を与えることで血流を改善させる手法です。
老廃物を排出することで肌にハリやツヤをもたらすほか、筋肉に圧力をかけることで筋肉の弾力を鍛え、肌にハリが出ることが期待できます。
フェイシャルマッサージで得られる効果
- リラクゼーション効果がある。
- 血液の循環が改善し血色がよくなりくすみがとれる。
- リンパ液や血液の循環が改善し老廃物の排泄が促進される。
- 肌の代謝が良くなり余分な水分が流れるため浮腫みが改善される。
まとめると、フェイシャルマッサージでは以上のような効果が得られます。フェイシャルマッサージを行うことで健やかで若々しい肌を保つことができたらうれしいですね。