今回は、眉毛を柔らかくする方法について紹介いたします。
人によっては、もともと眉毛が柔らかい方もいれば、硬い方もいます。
こればかりは、もともと生まれた時に親から受け継いだDNAによって決まってしますものです。
ただ、それだからといって、『黒黒と太くて硬い眉』のままでは嫌ですよね。
特に女性だと、『力強い』『かっこいい』のイメージは嫌な方も多いと思います。
そこで今回は眉毛を柔らかくする方法を紹介いたします!
眉毛を柔らかくする薬はある?
少し、話がそれますが、皆さんは『ブリーチ』『縮毛矯正』をしたことはありますか?
その後、髪の毛を濡らすと『ふにゃふにゃ』になりませんか?
おそらく大半の方が『なる』と答えるのではないでしょうか?
そうなんです、眉毛も毛なので、ダメージすると『痛み』ます。
中の栄養分が流れ出てしまうので、結果眉毛の中身も『スカスカ』になる🟰痛む🟰柔らかくなる
ということです。
髪の毛のそれに当たるのが眉毛サロンでは、『ハリウッドブロウリフト』『眉カラー』です。
そのため、眉カラーやハリウッドブロウリフトを何回もしていると眉毛は柔らかくなっていきます。
(ブリーチ→ハリウッドブロウリフト、ハリウッドブロウ→ブリーチをすると切れる可能性もあるので気をつけてください)
なので、眉毛を柔らかくする方法があるかというとありますが、眉毛を柔らかくするための薬があるのかというと、今のところはないです。
眉カラーをもともとしている人であれば、何度かセルフでやって柔らかくする方法もありですが、被れたりの可能性があるので、自己責任にはなります。
ちなみに、多くの眉毛サロンさんで扱っている眉カラーの薬はそもそもヘアカラーの薬を使用しているので、一般の方でも買うことができます。
おそらく、アディクシーを使っているサロンさんが多いのではないでしょうか??
私は自分でやる時は、楽天を利用しています。
明るくしたいときは、『アディクシーサファイア13』
そこそこ茶色は『アディクシーグレイパール9』あたりを使用しています。
サファイアは青色形の薬なので、明るくした時の赤みを取ってくれます。
グレイパールは『シルバーに少し青』が入っているので、少し明るくして赤みを取ってくれます。
ちなみに2剤『白い液体』のやつはなんでもいいです。
理由は内容成分はほとんど変わらないので、残っているやつや安いやつでも問題はないです。
黒眉で柔らかくしたい方(パーマ編)
眉カラーをしてない方が、眉カラーをして眉毛を柔らかくするのは、ちょっと問題なので、眉カラーをしてない方が眉毛を柔らかくする薬を紹介します。
少しお薬の話なので、説明させていただきます。
髪の毛のパーマ、眉毛のパーマ、眉毛のパーマ、髪に影響させる成分は全て同じです。
結局毛なので同じということです。
(ただ、成分の含有量や強さは違います。)
なので、極論、縮毛矯正の薬でもハリウッドブロウリフトはできます。
(髪の毛のほうが、薬が強いので絶対やらないですが)
まつ毛パーマと眉毛パーマはほとんど同じです。
お店によっては、同じものを使っているところもあります。
ちなみに、市販でもセルフまつげパーマのものが売っており
プロに比べて成分が弱くなっています。
ただ、まつ毛の皮膚の方が、眉毛の皮膚より薄いので、基本的にはまつ毛パーマの方がお薬が弱いことになります。
ダメージにも考慮されているので失敗のリスクは低いです。
もしセルフで使おうとしている方のために使用方法を解説しておきます。
①1の薬をつけたら眉毛にしっかり塗る
(皮膚が弱いと思う方は全体にワセリンを塗ってください、眉毛にワセリンがついても大丈夫なので、皮膚の保護はしっかりしてください)
②スクリューブラシで毛流れを整える
(スクリューブラシは100均一のでOK)
③濡れたコットンでしっかり抑える
④ラップで押さえる
⑤なるべく12分以上は時間を置かないようにする。
(物足りない場合は、追加で5分ぐらい様子を見てください)
眉毛を柔らかくした後のケア方法
眉毛を柔らかくした人や、サロンで眉カラーやハリウッドブロウをした人へのおすすめはしっかりケアをすることです。
『眉毛にケア?』
そう感じる方もいらっしゃると思いますが、眉毛といえども『毛』です。
ヘアカラーやパーマをした後に、トリートメントをしますよね?
なので、眉毛も当然ケアが必要です。
ただ、髪の毛と違い、眉毛は皮膚にもついてしまうので、オイル系のトリートメントをついでにつけることはおすすめしません。
あくまで髪の毛に使われるものなので、眉毛の場合は皮膚と眉毛の両方をケア出来るものの方が良いです。
私は、自分の眉毛をカラーやパーマをしたときは、『美容液』を使うようにしています。
肌に使えるものは『毛』に使えますが
『毛』に使えるものが肌に使えるわけではないです。
髪は死んだ細胞なので、回復することはないです。
そのため、荒れたりかぶれたりしませんが、お肌は別です。
それに、パーマ液やカラー剤が眉毛皮膚についているので乾燥しやすくなります。
(ちなみに皮膚の中で頭皮が一番厚くて丈夫です、だからカラー剤がついても大丈夫な理由です)
しかし、眉毛の皮膚は、頭皮ほど厚くないのでケアする必要があります。
どんな美容液がいいのかというところですが、最近出てきた『幹細胞系』の美容液は効果が高い感じがします。
(個人の肌感ですが)
こんな感じのものであれば、皮膚も肌も両方ケア出来ます。
プラセンタも入っているので中途半端に安いものよりも効果は高いと思います。
少し、おさらいになりますが、幹細胞って何?という方に少し解説を入れさせていただきます。
(知っている方は飛ばしちゃってください!)
わたしたちはみな、自分たちのからだのなかに、皮膚や血液のように、ひとつひとつの細胞の寿命が短く、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞を持っています。こうした能力を持つ細胞が「幹細胞」です。幹細胞と呼ばれるには、次の二つの能力が不可欠です。一つは、皮膚、赤血球、血小板など、わたしたちのからだをつくるさまざまな細胞を作り出す能力(分化能)、もう一つは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができるという能力(自己複製能)です。
図:幹細胞とは
幹細胞は大きく2種類に分けられます。一つは、皮膚や血液のように、きまった組織や臓器で、消えた細胞のかわりを造り続けている幹細胞です。このタイプの幹細胞は「組織幹細胞」と呼ばれています。組織幹細胞は何にでもなれるのではなく、血をつくる造血幹細胞であれば血液系の細胞、神経系をつくる神経幹細胞であれば神経系の細胞のみ、というように、役目が決まっています。もう一つは、ES細胞(胚性幹細胞)のように、わたしたちのからだの細胞であれば、どのような細胞でも作り出すことのできる「多能性幹細胞」(Pluripotent Stem Cell)です。つまり、多能性幹細胞は、わたしたちのからだのなかにある様々な組織幹細胞も作り出すことができるのです。iPS細胞(induced Pluripotent Stem Cell)とは、普通の細胞をもとにして人工的につくった「多能性幹細胞」のことなのです。
こうした「幹細胞」の性質を利用して、細胞そのものを薬として怪我や病気を治す「再生医療」という新しい治療法の研究や、体内の細胞の状態をからだの外で再現して病気のしくみを調べる研究が進んでいます。
出典参照元;再生医療Portal
要は、細胞の元となるもので、近年再生医療に使うために研究して出てきたものです。
紹介したものを眉毛のケアだけに使うならコスパがよく、成分も高いので紹介しました!
眉毛を柔らかくするのにワセリンは効果がある?
ワセリンに関しては過去に一度
で少しお伝えしていますが、ワセリンで眉毛が柔らかくなることはないです。
ただ、なぜ
ワセリンを塗ると眉毛が伸びる
ワセリンを塗ると眉毛が柔らかくなる
などの情報が出回っているのかが不思議ですが、
ちなみに眉毛を伸ばすなら育毛剤しかないです。
育毛剤についてはこちら
では、眉毛に塗るとどうなるのか?
というところですが、結論
『何も変わりません』
強いていうなら、毎日塗るとベトベトになり毛穴にワセリンがつまり、皮膚環境が悪くなります。
ただ、ダメージしている眉毛だと保湿効果ぐらいはあります。
なので、ワセリンで眉毛が柔らかくなるかというと、残念ながら柔らかくなりません。
眉毛を柔らかくする方法のまとめ
今回は眉毛を柔らかくする方法について紹介いたしました。
眉毛を柔らかくする種類 | おすすめの人 |
---|---|
カラー | 元々眉カラーをしている人、普段から眉マスカラで明るくしている人 |
眉毛パーマ | 黒眉、自眉を柔らかくしたい人 |
ワセリン | 効果なし |
もしセルフで眉毛を柔らかくすることを考えている方は、くれぐれも注意して行なってください。
また、柔らかくした後も肌と眉毛のケアはしっかり行なってくださいね。
それではまた、眉毛のお役立ち情報について紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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