今回は、眉毛のWAX脱毛について紹介します。
少し前から眉毛のWAX脱毛がブームになっていますよね!
そこで今回は、眉毛WAXについてお話したいと思います。
因みに皆さんは眉毛WAXをされたことがありますか?
『わざわざ眉毛だけのためにサロンには行かない』
『自分でやってもそんなに変わらないでしょう』
『毛抜きで自分で処理をすれば十分』
そう思う方も多いと思います。
ただ、そうなるとアイブロウサロンが入らなくなるので、プロの人間が何を使っているのか?
単純に眉毛のワックス脱毛と言ってもお店には種類があります。
では、まず肝心なWAXの種類についてから
実はお店によってこだわりがあるWAXの種類
結構種類があります。
そのため、お店によって全然違います。
まず大きく分けて
- テープWAX
- ソフトWAX
- ハードWAX
の3種類があります。
今回はその中のテープWAXについて紹介します。
テープワックスは、専用のペーパーにワックスを塗りその上にまたペーパーを重ねたものです。
それを客様一人一人に合わせてカットして、接着しているペーパーを剥がして使用します。
人肌で温めて、脱毛したい部分に合わせてしっかりと指で毛流れにそうようにして、貼り付けます。
そして、剥がす側に皮膚をひっぱり毛流れに逆らうように剥がします。
その後、すぐに指で剥がした部分を抑えます。
理由は、剥がされた時にジーンとした軽い痛みがあるのですが、指で触れられることで、皮膚の感覚が錯覚するのか、痛みが軽減します。
注意点
- 化粧が厚い場合はまず一度クレンジングで落としましょう。
- WAXを貼る前に必ずコンシーラーで薄く皮膚を保護しましょう。
- 逆にコンシーラーが厚すぎるとWAXに毛が絡まないので塗りすぎには注意しましょう。
- 眉毛の長さが2mm以下の場合はWAXに毛が絡まないのでお客様には必ずその事を話しましょう。
- 冬場など寒い時は、WAXが溶けにくいのでしっかりと手のひらで温めましょう。
- ピーリングしている方は1ヶ月は感覚を開けていただく方が安全です。
WAXテープのメリット
WAXテープの最大のメリットは皮膚への負担が少ない事です。
皮膚が薄い方は、皮膚が剥離する場合があります
(コンシーラーを塗っていても)
ただ、私も何千人とみてきましたが、テープWAXでの剥離は今のところみたことがないので、余程何か問題がない限りは剥離することは少ないです。
あとは、施術に関してもスピーディに行うことが出来きます。
- 初心者でも比較的安全に施術が出来る
- WAXがこぼれたり垂れることがないので、お店を汚しにくい、お客様についてしまうこ とも少ない
- テープWAXの中にも粘着力の強い弱いがあるので容易に使い分けることが可能
- 赤みが出にくい
などがテープWAX脱毛のメリットになります。
WAXテープのデメリット
そのため、産毛など細い毛を絡ませることが難しいので、そのあとのツイザー(毛抜き)の処理に時間がかかってしまうことがあります。
- 粘着力が弱い
- なめらかなカーブ、アーチ眉を作ることが難しい
この辺りは、デメリットになります。
また、次の記事ではお伝えしますが、他所でソフトWAXをされた方で、初めてテープWAXをする方は、全然痛くなくて、こちらの方いいという方もいらっしゃいます。
なので、ベストは選択肢を多く持つことが出来る技術を身につけることが大切だと思います。
ただ、逆にこの店は、テープで適当に終わらされた感じがする。。。
と感じさせてしまうといけないので、必ず自分のする技術やなぜそれをするのかということを初めに伝えておくことが、1番大切です。
なぜなら、お客様が指名になることや、満足することに1番大きく繋がるのが初めのカウンセリングです!
お店でも徹底したカウンセリングを教えています。
(内容はまた別の記事で紹介しようと思います)
テープワックスでアレルギー反応は起きる?
WAXで起きるアレルギー反応は『蜜蝋(ミツロウ)』によるものです。
蜜蝋アレルギーは、蜜蝋に対する過敏症のことです。
蜜蝋は、ミツバチが巣を作るために使用する天然の物質であり、化粧品やローション、クリーム、ろうそく、マウスピース、医療用テープ、チューインガム、食品包装などの製品に使用されます。
蜜蝋アレルギーの症状には、皮膚のかゆみ、かぶれ、発疹、蕁麻疹、腫れ、赤み、水疱、乾燥、剥離などがあります。
また、目のかゆみ、充血、涙目、鼻づまり、くしゃみ、呼吸困難、喘息などのアレルギー症状が現れることもあります。重症の場合、アナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
アナフィラキシーの症状には、「皮ふの赤み」、「じんま疹」、「皮 ふのかゆみ」などの皮膚症状、「のどのかゆみ」などの粘膜症状、 「腹痛」、「吐き気」、などの消化器症状や、「くしゃみ」、「せき」、 「ぜーぜー」、「声のかすれ」、「息苦しさ」などの呼吸器症状があ り、「顔色が悪い」、「意識障害」などのショック症状が出現してく ることもあります。
出典:重篤副作用疾患別対応マニュアル
蜜蝋アレルギーを確定するには、皮膚テストや血液検査が必要です。
アレルギーが確定した場合、蜜蝋を含む製品を避けることが必要です。
また、医師の指示に従って抗ヒスタミン薬やステロイド薬などの治療を行うことが必要です。
一般的に、蜜蝋アレルギーは稀であり、一般的な皮膚アレルギーと同様に、アレルギー反応を引き起こす他の物質との交差反応があることがあります。
アレルギーのリスクを減らすためには、蜜蝋が入っていないものを使用することが重要です。
アレルギー反応はいつ起きるかわからないため、今まで大丈夫だった方でも急にアレルギー反応が起きることがあります。
なので、いちばんのベストは蜜蝋が入っていないものを使用することが重要になります。
毛抜きとWAXの違いはあるの?
実際に私たちもお店でツイザー(毛抜き)を使うことはあります。
ただ、ツイザーは肌を挟むことがあったり、肌を傷つける可能性があるので、ワックスで処理しきれない部分を処理する時にのみ使用します。
お客様によっては、毛抜きは使わないで欲しいという要望もあります。
あとは、一本一本抜かれる痛みよりワックスの一瞬の痛みの方がいいという方も多いですね。
1番大きいのは、やはり肌への負担が違うところです。
眉毛のWAX脱毛テープ編のまとめ
恐らく、アイブロウサロンの経営者の方や働かれている方は、わかると思うのですが。
お店の来客のほとんどが眉毛WAXのお客様と思います。
それに付随して、ブロウラミネーションや顔脱毛をされる方もいらっしゃると思いますが。
特に、お店によっては男性専用の眉毛サロンさんもあるぐらい今は眉毛の需要が高くなっていますね。
男性の場合はテープWAXであっても女性よりは痛いです。
これは、レーザー脱毛でも同じですが、男性の方が、眉毛が太くてしっかりしているので仕方がないです。
(男前になるために我慢しかありません)
最後に、自宅でするテープWAXもありますが、正直あまりおすすめはできません。
理由は、自分でやるのはかなり難しいです。
施術をする側でもかなり神経を使いながら、眉毛の一本一本を確認してWAXしています。
なので、うっかり大事な1本を巻き込んでWAXしてしまうと穴が空いてしまいます。
1度抜いてしまうと、1ヶ月は生えてこないので、その間毎日鏡を見るたびに、がっかりした気持ちになってしまいます。
なので、大事な眉毛は必ずプロにやってもらいましょう!
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